楽譜を紙で管理していた時代は、正直なところ、かなり大変でした。
バンドが増えるたびに曲数も増える。ライブのたびにセトリが変わる。そのたびに「あの楽譜どこだっけ」と探し回ったり、ファイルから差し替えたり。しかも複数のバンドを掛け持ちしていると、どのバンドの楽譜かも管理しないといけない。
それが今は、iPad一台で全部入っています。
Piascoreとは
Piascoreは、日本発のiPad・iPhone用楽譜リーダーアプリです。基本機能は無料で使えて、世界中で1,000万ダウンロードを超えている定番ツール。PDFを読み込んで楽譜として表示するというシンプルな仕組みですが、演奏家が欲しい機能がしっかり揃っています。
私の使い方
自分で耳コピして作ったスコアはすべてPDFにして、Piascoreに入れています。バンドごとに年数を重ねると曲数もどんどん増えますが、アプリ内で整理できるので問題なし。楽譜を見れば思い出せるので、久しぶりの曲でも慌てません。
Piascoreはセットリスト機能があり、本番で使う曲を順番通りに並べておけます。ライブのたびに紙を差し替える手間がなくなりました。曲順が変わっても、アプリ上で入れ替えるだけです。
iPadはバックライトがあるので、暗いステージでも楽譜がはっきり見えます。紙の楽譜だと照明の位置によって見えにくいことがありますが、その心配がなくなりました。
紙の楽譜との使い分け
制作段階では紙に書きながら確認することもあります。でも一度スコアが完成したら、PDFにしてPiascoreへ。それ以降はiPadで完結します。
「楽譜はアート」と思っているので、自分で作ったスコアには愛着があります。それが一台のiPadにまとめて入っていて、いつでも取り出せる——この状態が、今はとても気に入っています。